株式会社トリプルアイズ(本社:東京都千代田区、代表取締役:山田雄一郎、以下トリプルアイズ)の出版レーベルである眞人堂は、2021年5月19日(水)、2010年に創刊した専門誌『IT批評』のWEBサイトをリニューアルし配信を再開いたしました。
「IT批評」は2010年に眞人堂株式会社(2019年、トリプルアイズに吸収合併)によって創刊され、ITの視点から時代、社会、ビジネスを横断的かつ大局的に見極めることをコンセプトに、多彩な有識者が論考を発表してきました。
今回まずはWEB版として再開、もはやITとは無関係の領域がほとんどなくなった現代社会における多くの問題について、ジャンルを横断してさまざまな知識人の論点・視点を集約するサイトとして配信いたします。
ますます混迷する社会を前に、思考のパラダイムそのものを再構築し、新たな結合(イノベーション)を誘発する論考をお届けしてまいります。
【「IT批評」リニューアルオープン時のコンテンツ】
インタビュー:井上智洋氏(駒沢大学経済学部准教授)「中華未来主義は誰にとってのディストピアか?」
インタビュー:松原仁氏(はこだて未来大学教授)「AI進化の参照点はどこにあるのか?」
レポート:林信行氏(ITジャーナリスト)「AI時代に求められるSTEAM人材とは」
レポート:クロサカタツヤ氏(慶應義塾大学大学院特任准教授)「コロナは監視社会を容認させたのか?」
レビュー:井上明人氏(立命館大学講師)「アルゴリズムを批評するために」
連載:IT批評編集長のブックレビュー
編集長・桐原永叔のコメント
現代に生きる私たちの誰もが時代が大きく変わっていくと感じながら、あまりに予測不能な事態を前に半年先さえ想像することを戸惑うようになっています。こうした混迷の時代を牽引しているのが情報テクノロジーであることに異論を挟むことはできません。
情報テクノロジーのリスクと可能性を正しく批評し、次代から差し込む一筋の光を見つけ出したい。そういう思いで、「IT批評」を再開します。
「ITは多くの事物を再定義する」と論じて創刊した11年前、その巻頭で映画『ブレードランナー』を引き合いに、人間さえ再定義されうる時代になったと述べたことは、当時まだ一般的には冬の時代にあったAIの現代での隆盛を見れば、決して大袈裟な思考ではなくなっています。
「IT批評」は今後、さらに先の未来の予感を論じ続けていきます。ご期待ください!
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