こんにちは。
トリプルアイズ広報の白石です。
トリプルマガジンでは、当社の製品やサービスについてはもちろん、IT・AIに関する最新情報を発信しています。たまに社内の出来事もお知らせします。⾝近に感じていただけると嬉しいです。
今回のコラムでは、「おじさん世代にこそ生成AIを!─おっさんのおっさんによるおっさんのためのChatGPT動画配信中」という内容でお届けします。
ニュースでは
▪️ 「アルろく for LINE WORKS」にスマホ承認機能を追加
▪️ トリプルアイズとゲームカード・ジョイコホールディングスが資本業務提携
をご紹介します。
「今日から使えるChatGPTビジネス活用Tips」ではChatGPTにまつわる小ネタをご紹介します。
最後に、IT批評では「筑波大学名誉教授・精神科医 斎藤環氏に聞く」をご紹介します。
ぜひ最後までお付き合いください。
【目次】
みなさんはChatGPTをどの程度使ってますか?
ChatGPTをはじめとする生成AIを活用することがビジネスの新たな常識になりつつある今、頻繁に活用する人とそうでない人の差が「業務効率」の面で出てきています。実はChatGPT自体はメールなどのコミュニケーションツールでもないし、Officeなどの業務根幹ツールでもないため、たとえ使わなかったとしても従来の業務に支障が出るわけではありません。そのため、その便利さに目覚めた人はヘビーユーザーになるし、周りで使っている人がいない場合にはほとんど使わないといった格差が生じ、いつの間にか業務効率化の面で大きな差がついているのです。
当然ですが、新しいテクノロジーは若い世代が敏感です。モバイル社会研究所の調べによると、ChatGPTを「よく利用している」「利用したことがある」のは、10代男性で53%、20代男性で36.3%、30代男性で23.7%、40代男性で20%、50代男性で14%、60代男性で11%となっています。
https://www.moba-ken.jp/project/service/20240610.html
50代以上の方でもGoogle検索をしたことがないという人は稀でしょう。今や誰でもネットにアクセスできる環境があるわけですから、ChatGPTを使わないのは実にもったいないことなのです。
使わない理由としては、「使い方がよくわからない」「使いどころがわからない」といったことが挙げられます。つまるところ、「ChatGPTとの接し方がよくわからない」から使っていないのでしょう。生成AIの最も大きな特徴は「指示」を出すとそれに応えてくれて何らかのアウトプットを出してくれるところです。これまでの「検索」とはそこが大きく違うので、機械(AI)に指示を出すことに戸惑う方が多いのかもしれません。
先月末からYouTubeで配信が開始された「おっさんのおっさんによるおっさんのためのChatGPT」はそんなAIとの付き合い方に戸惑う50代以上をメインターゲットにした番組です。50代以上ともなれば、業務で部下に指示を出すシーンも多いと思われます。そんなベテランだからこそChatGPTを有意義に使いこなすことができるはずです。おっさんの気持ちを心底理解している二人の演者がざっくばらんにAIとの付き合い方についてあーだこーだとレクチャーしています。肩の凝らない内容ですので、ぜひ一度覗いてみてください。もちろん50代以下の方でも楽しめる内容です。毎週金曜日更新です。
おっさんのおっさんによるおっさんのためのChatGPT(仮)
出演:田村憲孝(ChatGPT業務効率化実践講座講師)、桐原永叔(当社取締役、IT批評編集長)
https://www.youtube.com/watch?v=qw1dN87wvmo&t=326s
■外出時でもアルコール検査結果がスマホでわかる!
「アルろく for LINE WORKS」にスマホ承認機能を追加
https://www.3-ize.jp/information/4863/
■トリプルアイズとゲームカード・ジョイコホールディングスが資本業務提携
https://www.3-ize.jp/information/4875/
このコーナーでは、業務ですぐに利用できるChatGPTの簡単なコンテンツをお届けしていきます。業務効率化や会話の小ネタとしてお役立ていただけると幸いです。
ChatGPTの新リリース情報が発表されました!
OpenAI「ChatGPT」次世代AIモデル、2週間以内に搭載か
2024年09月11日
https://ascii.jp/elem/000/004/221/4221029/
(一部抜粋)
新モデルは「Strawberry」と呼ばれ、質問に答える前に「考える」時間をとることで正確に回答する能力を持つとされている。
また、10月に「4.x」モデル(おそらく「4.5」と呼ばれる)がリリースされ、さらに大規模なGPT-5は早ければ12月、遅くとも2025年第1四半期か第2四半期にリリースされる可能性があるとSNS(X)で伝えている。
新モデルの「Strawberry」は複雑な質問や多段階の指示に対しても精度の高い出力ができる特徴があるそうです。コーディングの精度向上をはじめ、マーケティング戦略の具体的な立案など、より一層ビジネスに役立つ存在になることが期待されています。
今までChatGPTを使っていて「なんだかイマイチな出力だな」と思った経験がある方も多いと思います。そういった部分が徐々に改善されていくのですね。
ちなみに「Strawberry」は有料版としてリリースされるようです!
生成AIをもっと簡単に! YouTube好評です!
https://www.youtube.com/channel/UC9hwNvLD4jGP8FUQOSsqtbw
第5回は明日、9月20日(金)に公開します。
ゼロから始める「ChatGPT業務効率化実践講座」
https://www.3-ize.jp/chatgptkouza/
講座の詳細はお問い合わせください。
今月の特集記事 筑波大学名誉教授・精神科医 斎藤環氏に聞く
人工知能(Artifical Intelligence)は文字どおり、思考する機械として構想されました。言語を介した対話的なインターフェースを持つ生成AIが急速に普及したことから、AIが人間の知性を凌駕する技術的特異点が訪れることを自明視する声や、AIが無意識を持ちうるという声も聞かれるようになりました。本特集では、筑波大学名誉教授の斎藤環氏に、無意識とはなにか、心とはなにか、AIの持つ可能性について、精神医学の見地からお話を伺いました。ぜひご一読ください。
第1回 AIは無意識を持つか
第2回 無意識はどのように構成されているか
第3回 AIは身体性と欲望を持ちえない
第4回 文脈把握と不確実性への対処を可能にするシステムとは
第5回 オープンダイアローグのひろがりとAIの精神医学への貢献は
ぜひご一読を! https://it-hihyou.com/
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
9月に入っても厳しい残暑が続きますが、暦の上ではすっかり秋ですね。当社ではこの秋、部活動が熱いです! 将棋部の職団戦をはじめ、野球部のITS軟式野球大会、軽音部のライブなどイベントが目白押しです。こういった部活動が盛んなのも、当社の魅力のひとつだなぁと思います。ちなみに私は帰宅部(?)です。
それでは、次号もお楽しみに!