NEWS - お知らせ

    • 2019.10.04
    • リリース
    • トリプルアイズ、AI画像認識プラットフォームAIZE(アイズ)を「日経 XTECH EXPO 2019」に出展 ~画像認識精度の実体験コーナーを開設
    • 株式会社トリプルアイズ(本社:東京都千代田区、代表取締役:福原 智)は、2019年10月9日~11日の三日間、画像認識プラットフォーム「AIZE」を「日経 XTECH EXPO 2019」人工知能/ビジネスAI部門に出展いたします。当社は、2019年3月にAIZEのβ版サービスを提供開始し、大手メガネチェーン、大手飲食チェーンなど、順調に導入店舗を増やしてきました。AIZEをより多くの人に知っていただくべく、今回の出展の運びとなりました。展示会では、AIZEの精度を実体験していただけるコーナーも開設いたします。 この機会にぜひAIZEの機能を実体験ください。 [caption id="attachment_928" align="aligncenter" width="640"] トリプルアイズ 展示ブース(イメージ)[/caption]   AIZEの機能 1.来店数分析…入口に設置したカメラでデータを収集、来店者数がわかります 2.属性分析…年齢や性別など、AIによる画像解析で来店者の属性を推定できます 3.リピート分析…ロイヤリティの高いリピート客も画像データで自動判別できます 4.感情分析…来店者の表情の画像データから7パターンの感情を読み取ります 5.防犯通知…不審者の不審な行為を見つけて、お店の安全を守ります 6.出退勤管理…従業員の出勤・退勤を記録、自動で管理できます     展示会の見どころ 1.画像認識と深い関係がある囲碁AIのコーナーを開設。盤面上の形勢判断をディスプレイで上映し、AIZEの基礎となる画像認識技術をご覧いただけます。 2.AIZEが、ご来場いただいた方々の年齢・性別を認識するデモンストレーションコーナー「AIZE Check!」では、AIZEの画像認識技術の一端を体験いただけます。 3.AIZEのキャッチコピーである「AI店長」をキャラクター化。より分かりやすく親しみやすくAIZEの機能をご紹介いたします。 [caption id="attachment_929" align="aligncenter" width="426"] AIZEイメージキャラクター「AI店長」[/caption] 展示会と同日デビューするトリプルアイズ公式Vtuber「Zちゃん」とAI店長の特別コラボ動画も上映。   [caption id="attachment_930" align="aligncenter" width="360"] トリプルアイズ公式Vtuber Zちゃん[/caption]   詳細情報 場所:東京ビッグサイト 時間:2019年10月9日(水)~10月11日(金)10:00~17:30 小間番号:西2ホール 2322 会場地図:下記参照   【参考URL:日経 xTECH(クロステック)EXPO 2019の公式ページ】 https://expo.nikkeibp.co.jp/xtech/   株式会社トリプルアイズ 概要 本社所在地  :東京都千代田区神田駿河台3-4 龍名館本店ビルディング12F 会社設立   :2008年9月3日 代表取締役  :福原 智 URL     :https://www.3-ize.jp/ トリプルアイズは、AI技術を追求しつづける技術者集団です。これまでの産業革命の中心人物は、蒸気機関をつくったジェームズ・ワット、蒸気機関車のジョージ・スティーブンソン、自動車のカール・ベンツ、電灯のトーマス・エジソンとほとんどがエンジニアでした。当社は、次の産業革命を「AIエンジニア」が起こすと考えています。日本ではAI技術が軽視されがちです。正しい理解は進んでいるとはいえません。すでに米中企業に大きく後れを取っており、やがて訪れる「AIによる産業革命」に乗り遅れることが危惧されます。当社はAI技術の先端を切り開き、日本の産業を牽引すべく、創業時から独自の研究開発を進めています。その成果として、自社開発囲碁AIが、世界大会4位(https://www.3-ize.jp/?p=706)、国内大会1位2位独占(https://www.3-ize.jp/?p=837)の実績を誇っています。   プレスリリースに関するお問い合わせ先 https://www.3-ize.jp/contact/ 株式会社トリプルアイズ 経営企画室(担当:服部隆広)電話:03-3526-2202 トリプルアイズHP:https://www.3-ize.jp/
    • 2019.10.01
    • リリース
    • 新卒の内定者は過去最多の40名!2020年度内定式開催のお知らせ
    • 株式会社トリプルアイズ(本社:東京都千代田区、代表取締役:福原 智)は、2019年10月1日に2020年度の内定式を開催いたしました。 40名の内定者が参加し、代表の挨拶や内定証書授与が行われました。当社は例年、15名程度の新卒を採用していましたが、この度40名もの新卒を採用いたしました。この成長も関係者各位の皆様のご尽力の賜物と考えております。今後もより一層の成長を続けてまいります。   当日の様子   ■内定式直前 [caption id="attachment_912" align="aligncenter" width="640"] 役員もこの日はより一層、気合い十分です[/caption] ■内定式開始 [caption id="attachment_913" align="aligncenter" width="640"] 内定者の緊張感が伝わってきます[/caption] ■代表の福原の挨拶 [caption id="attachment_914" align="aligncenter" width="640"] 40名の内定者は、緊張の面持ちで福原の話に聞き入っていました[/caption] 代表の福原は、将来について思い悩むことも多い若者の立場に立ち、自分も同じ年齢の頃、悩んでいたと経験をもとに10分にわたり熱く語りかけました。特に強調していたのは、当社の経営哲学にある大家族主義です。常に福原の根底には社員が幸せだと感じながら働ける環境をつくりだしたいという思いが強くあることを伝えました。その話を真剣に聞き入っている内定者40名の表情が印象に残りました。     ■内定証書授与 株式会社トリプルアイズ 概要 本社所在地  :東京都千代田区神田駿河台3-4 龍名館本店ビルディング12F 会社設立   :2008年9月3日 代表取締役  :福原 智 URL     :https://www.3-ize.jp/   トリプルアイズは、AI技術を追求しつづける技術者集団です。これまでの産業革命の中心人物は、蒸気機関をつくったジェームズ・ワット、蒸気機関車のジョージ・スティーブンソン、自動車のカール・ベンツ、電灯のトーマス・エジソンとほとんどがエンジニアでした。当社は、次の産業革命を「AIエンジニア」が起こすと考えています。日本ではAI技術が軽視されがちです。正しい理解は進んでいるとはいえません。すでに米中企業に大きく後れを取っており、やがて訪れる「AIによる産業革命」に乗り遅れることが危惧されます。当社はAI技術の先端を切り開き、日本の産業を牽引すべく、創業時から独自の研究開発を進めています。その成果として、自社開発囲碁AIが、世界大会4位(https://www.3-ize.jp/?p=706)、国内大会1位2位独占(https://www.3-ize.jp/?p=837)の実績を誇っています。   プレスリリースに関するお問い合わせ先 https://www.3-ize.jp/contact/ 株式会社トリプルアイズ 経営企画室(担当:服部隆広)電話:03-3526-2202 トリプルアイズHP:https://www.3-ize.jp/
    • 2019.09.05
    • 将棋
    • トリプルアイズ、渡辺明三冠の師匠・所司和晴七段が運営する株式会社棋創社の株式の取得(完全子会社化)~将棋を通じた社会貢献を推進~
    • 株式会社トリプルアイズ(本社:東京都千代田区、代表取締役:福原 智)は、2019年9月1日に、将棋道場・将棋教室の運営を行う株式会社棋創社(本社:千葉県船橋市、代表取締役:所司 和晴[以下、棋創社])の全株式を取得し、完全子会社化しましたのでお知らせいたします。 棋創社は津田沼(千葉県習志野市)と青砥(東京都葛飾区)に将棋道場を所有し、多くのプロ棋士を育成しています。当社は、「将棋採用」など将棋と関わりが深く、棋創社との連携により相乗効果を生み出し、将棋を通じた社会貢献を行っていきます。   株式取得の目的 当社は、将棋の普及に関して将棋道場の存在は、ネットで将棋が指せる環境が整った現代においても、無くてはならないものだと確信しています。将棋には、礼にはじまり礼におわる礼儀作法など、対面でしか得られないものも多くあり、それが普及の一助になると考えるからです。福原は、「将棋とITには共通する能力が求められます。将棋が強い人は、ITが強い人でもあると考えています。」とも話しており、将棋の普及が最終的には日本全体のIT人材の普及にまでつながる未来を思い描いています。 今後は、当社と棋創社で協力し、道場・教室運営をより効果的に行い、将棋を通じた社会貢献をして参ります。   トリプルアイズの将棋との関わり トリプルアイズは、設立後早くから将棋に取り組んでおり、社会人の将棋大会として権威のある職団戦にて、二大会連続S級3位という結果を残しました。そのリソースを活用した採用活動が、職団戦のS級メンバーに将棋の対局で勝利したら一発採用する将棋採用(https://www.3-ize.jp/?p=542)です。その一風変わった採用方法が注目を集め、多くの記事掲載を頂き、最終的にはテレビ出演を果たしました。また、採用結果に関しても、新卒、中途含め、10名以上の人材を獲得しております。さらに、当社の公式PRキャラクターのZちゃん(https://twitter.com/Project_Z_3)は、Twitter上にて8月13日に将棋の普及を応援するバーチャルユーチューバーとして活動することを発表しました。 このように、将棋に関するコンテンツを多く保有している当社だからこそ、棋創社の実績を有効活用できると考えています。   所司一門とは 定跡書を多数出版している研究家で有名な所司和晴七段が率いる一門です。 プロ入りした門下生に渡辺明三冠、松尾歩八段、宮田敦史七段、近藤誠也六段、石田直裕五段、石井健太郎五段、大橋貴洸五段、上川香織女流二段、伊奈川愛菓女流初段、渡辺弥生女流初段、礒谷真帆女流初段がおり、名門として有名です。(段位はリリース時点のもの)   職団戦とは 簡潔に記載しますと、企業vs企業の将棋対抗戦となります。400チーム以上の企業がしのぎを削り、優勝を目指しています。当社は、約400チーム中12チームしか入る事が許されていないトップリーグであるS級に所属しており、現在、IT系ベンチャー企業はトリプルアイズのみです。 前回大会結果(日本将棋連盟ホームページ) https://www.shogi.or.jp/tournament/job_group   所司七段、渡辺三冠、福原のコメント ■所司 和晴 七段のコメント 「このたび、棋創社の経営に参加いただきありがとうございます。トリプルアイズ様は、囲碁の方面においても[GLOBIS-AQZ]プロジェクトにて、若手プロ棋士の支援をしています。同様に、将棋界も支援して頂けたら嬉しいです。」   ■渡辺 明 三冠のコメント 「トリプルアイズ様のことは、『将棋世界』にて将棋採用の記事を拝見し存じておりました。所司一門として、これからお世話になるかと思いますが、よろしくお願いいたします。」   ■代表取締役 福原 智のコメント 「まず初めに、棋創社様には本契約を締結いただき感謝申し上げます。私は、将棋が強い人材を非常に高く評価しています。微力ではありますが、棋創社様と協力し将棋界の発展に寄与できればと考えています。」       【プレスリリースに関するお問い合わせ先】 https://www.3-ize.jp/contact/ 株式会社トリプルアイズ 経営企画室(担当:服部隆広)電話:03-3526-2202 トリプルアイズHP:https://www.3-ize.jp/
    • 2019.09.04
    • お知らせ
    • 株式会社トリプルアイズ、株式会社ジャパンインベストメントアドバイザーが運用するファンドを引受先とする第三者割当増資を実施
    • 株式会社トリプルアイズ(本社:東京都千代田区、代表取締役:福原 智)は、株式会社ジャパンインベストメントアドバイザー(本社:東京都千代田区、代表取締役:白岩 直人、以下JIA)100%出資のプライベート・エクイティファンド、JPE第1号株式会社を引受先とする第三者割当増資を実施いたしました。   第三者割当増資の目的 トリプルアイズは2014年より、囲碁AIの研究を開始するなどして、最先端技術の研究を進めて参りました。今回、JIAグループが2015年8月に開始したプライベート・エクイティ事業において、100%出資のプライベートエクティファンド JPE第1号株式会社を引受先とする第三者割当増資により資金調達を行い、さらなる財務基盤の安定化を図るとともに、その財務基盤を活用し、画像認識技術をはじめとした、最先端技術の研究を積極的に進めて参ります。今回の資金調達を今後の事業拡大の礎とすべく、全社をあげて取り組んで参りますこと、あわせてご報告させていただきます。   株式会社JIAについて JIAグループはオペレーティング・リース事業を中心に、プライベート・エクイティ投資事業などの金融ソリューション事業およびメディア関連事業を展開しています。 金融商品や資本市場、個別産業分野に対する豊富な専門知識と経験を駆使して、顧客個々に適した商品と包括的なアドバイスを提供することで、長期にわたる信頼関係の構築を目指すとともに、社会に存在する複雑化していく金融ニーズに応えています。   株式会社JIA 会社概要 ①商 号:株式会社ジャパンインベストメントアドバイザー Japan Investment Adviser Co., Ltd. ②設 立:2006年(平成18年)9月 ③事業内容:金融ソリューション事業およびメディア関連事業 ④証券取引所:東京証券取引所マザーズ市場(証券コード:7172) ⑤資本金:11,646,134,537円 ⑥所在地: 東京本社 東京都千代田区霞が関三丁目2番1号 霞が関コモンゲート西館 34階 西日本支社 大阪府大阪市中央区北浜三丁目7番12号 京阪御堂筋ビル 3階 ⑦URL:https://www.jia-ltd.com/       【プレスリリースに関するお問い合わせ先】 https://www.3-ize.jp/contact/ 株式会社トリプルアイズ 経営企画室(担当:入子直樹)電話:03-3526-2202 トリプルアイズHP:https://www.3-ize.jp/
    • 2019.09.04
    • お知らせ
    • 11期の振り返りと今後の展望~賞賛しあい笑顔が溢れる全社員集会の開催~
    • 株式会社トリプルアイズは2019年8月31日、「TKPガーデンシティPREMIUM秋葉原」にて第11期の実績を共有し、来期の展望を語る、全社員集会を開催し、総勢約200名の役職員が集まりました。今回の全社員集会は、11期の振り返り、中長期的なビジョンの共有、優秀な成績を収めた社員の表彰があり、大変有意義な時間となりました。特に、福原が自身で資料を制作した中長期計画の話では、社員がより一層熱心に耳を傾けていました。その中で福原は、「No.1戦略」を掲げました。それは、選択と集中を徹底して、ベンチャー企業らしく泥臭く「No.1」を獲得していくというものでした。 また、社員表彰の際は、優秀な成績を獲得した社員や、当社の推奨資格を獲得した者まで網羅的に表彰しました。トリプルアイズは、経営理念に人に優しいICTサービスの提供を掲げており、一番身近な人である従業員の会社理解、成果を発表できる場所づくりを続けて参ります。   ▼当日の様子 開会の辞   [caption id="attachment_874" align="aligncenter" width="800"] ついに全社員集会が始まり緊張感が高まります。[/caption] 11期事業報告及び12期事業計画発表   [caption id="attachment_875" align="aligncenter" width="800"] 今期の実績報告と来期の計画が発表されました。来期はさらに売上を伸ばすと社員一同、気合十分です。[/caption]   中長期経営ビジョン発表   [caption id="attachment_876" align="aligncenter" width="800"] 代表取締役みずから中長期のビジョンを話しました。発表時の資料は福原の自作です。[/caption]   監査役より挨拶 [caption id="attachment_877" align="aligncenter" width="800"] お客様にありがとうと言われる仕事の重要性をお話し頂きました。[/caption] 社外取締役より挨拶 [caption id="attachment_878" align="aligncenter" width="800"] 今後、当社にご協力頂ける内容についてお話頂きました。[/caption]   経営管理本部より [caption id="attachment_879" align="aligncenter" width="800"] 今後の管理全般についてお話頂きました。[/caption] 社員表彰 [caption id="attachment_880" align="aligncenter" width="800"] 人一倍頑張った社員が表彰されました。満面の笑みを浮かべています。おめでとうございます。[/caption]   AIZE・研究開発の事業紹介 [caption id="attachment_881" align="aligncenter" width="800"] 画像認識プラットフォーム「AIZE」についての説明がなされました。[/caption] 広報チームより   [caption id="attachment_882" align="aligncenter" width="800"] 新設された広報グループについて、活動報告がなされました。[/caption]   閉会の辞 [caption id="attachment_883" align="aligncenter" width="800"] 閉会です。3時間半の長い回でしたが、あっという間でした。[/caption]   【今後の展望】 当社は2020年の上場に向け、「No.1戦略」を掲げ、画像認識プラットフォーム「AIZE」の販売数での「No.1」を目指していきます。具体的には、画像認識技術の基礎研究となる囲碁AIの強化学習です。現在、国内では「No.1」を獲得しましたが、世界では4位が最高位です。今後も基礎研究を積極的に行っていき、製品の精度を上げ、来年の全社員集会では、上場を祝えるよう社員一同、全力を尽くして参ります。
    • 2019.08.22
    • 囲碁AI
    • トリプルアイズが開発の一翼を担った、囲碁AI「GLOBIS-AQZ」世界一奪取ならず 〜囲碁AI世界大会・中信証券杯(2019年8月21〜25日、中国山東省日照市)で、準々決勝敗退〜
    • 囲碁AI「GLOBIS-AQZ」が、2019年8月21〜25日、中国山東省日照市において開催されている「2019中信証券杯 第3回世界電脳囲碁オープン戦」の準々決勝において、残念ながら敗退いたしました。 株式会社トリプルアイズ(東京都千代田区、代表:福原智)は、グロービス(東京都千代田区、代表:堀義人氏)、山口祐氏、公益財団法人日本棋院(東京都千代田区、理事長:小林覚氏)、国立研究開発法人産業技術総合研究所(東京都千代田区、理事長:中鉢良治氏、以下「産総研」という)と協働し「GLOBIS-AQZ」プロジェクトへの参画、プログラム開発の一翼を担ってきました。    中信証券杯とは 2017年、中国内モンゴルで開催された第1回から始まった世界的な囲碁AIの大会。ヨーロッパやアジア各国から多数のプログラムが参加し、数日をかけて覇権を争います。第3回の今年は、世界最強を誇るテンセント社(中国)の「絶芸-Fine Art-」など14チームがエントリーしました。 21日のスイス式トーナメントによる予選、22〜24日に準々決勝、準決勝、25日に決勝戦が行われました。   結果 第3回中信証券杯に出場した「GLOBIS-AQZ」は、21日に行われた予選では「絶芸-Fine Art-」に破れたものの4勝1敗、3位で決勝トーナメントに進出しました。 22日の準々決勝の対戦相手は、ベルギーから参加の「LeelaZero」でした。「LeelaZero」は6位で予選通過、予選で勝利を収めていたこともあり、戦前は「GLOBIS-AQZ」の勝利が予想されていました。しかしながら、1時間を超える熱戦の結果、軍配は「LeelaZero」に上がりました。半目差での敗北であり、日本ルールでなら勝利していたほどの接戦でした(本大会は中国ルールを採用)。   「GLOBIS-AQZ」プロジェクト 2018年9月に発足した囲碁AIの開発プロジェクト。グロービスが主体となり、トリプルアイズと山口祐氏による共同開発、日本棋院の協力の下、若手囲碁棋士育成を行います。また本プロジェクトでは、産総研と「高性能計算機を用いた強化学習モデルの最適化に関する研究」を共同で行います。将来的には、開発されたプログラムをオープン化し一般の利用を進めるなど、広い視野でのプロジェクト展開が考えられています。 囲碁AI「GLOBIS-AQZ」は、山口祐氏が開発し世界2位(2018 中信証券杯 第2回世界電脳囲碁オープン戦準優勝)の実績をもつ「AQ」の思考アルゴリズムを引き継ぎ、山口氏がAIの強化学習を設計。トリプルアイズは強化学習におけるレーティング結果の計測、可視化と、山口氏の担当する思考アルゴリズムの構築サポートを行いました。 さらに、AIの強化学習に向けた大規模演算のためのインフラ構築と最適化を支援するグロービス、囲碁AIによるプロ棋士の学習支援で若手棋士育成を協働する日本棋院、開発段階で欠かせない大規模計算資源に産総研のAI橋渡しクラウド「ABCI」を利用し、「GLOBIS-AQZ」は研究開発されました。   【プレスリリースに関するお問い合わせ先】 https://www.3-ize.jp/contact/ 株式会社トリプルアイズ 広報(担当:服部隆広)電話:03-3526-2202 トリプルアイズHP:https://www.3-ize.jp/
    • 2019.07.19
    • 囲碁AI
    • 強化学習5日目で囲碁界の若手ホープを撃破!囲碁AI「GLOBIS-AQZ」芝野虎丸七段との対局に勝利
    •   トリプルアイズ(東京都千代田区、代表:福原智)が開発の一端を担っている「GLOBIS-AQZ」は2019年7月19日・グロービス東京校(千代田区・麹町)にて、芝野虎丸七段と対局し、267手の熱戦の末、3目半勝ちしました。本対局のために「GLOBIS-AQZ」は、5日間の強化学習を行いました。芝野虎丸七段は、七段昇段の最短記録を保有するなど、若くして素晴らしい実績を持つ逸材。その芝野虎丸七段が対局後、「後悔するような手は打っていない」と語っており、「GLOBIS-AQZ」がわずか5日間の強化学習でどれほど強くなったか明らかとなりました。本年8月に行われる「2019中信証券杯 第3回世界電脳囲碁オープン戦」での活躍が期待されます。   ■「GLOBIS-AQZ」の進化 「GLOBIS-AQZ」は、強化学習1日目で、「英才特別採用推薦棋士」の仲邑菫初段に中押し勝ち。 才能溢れる棋士に勝利はしたものの、有利になりすぎると、最善手を追い求めず、良くも悪くもない手を打ってしまうシーンがあると、解説の大橋拓文六段。しかし、本局は有利になってから、芝野虎丸七段への追及を緩めず、勝利を収めました。5倍の強化学習により、さらに強くなった「GLOBIS-AQZ」ですが、本年8月の大会で世界一を目指します。芝野虎丸七段は、そのように進化し続ける囲碁AIに対して「有効活用していきたい」と語っています。   ■トリプルアイズの技術提供   「GLOBIS-AQZ」の開発では、トリプルアイズは強化学習におけるレーティング結果の計測、可視化と、山口祐氏の担当する思考アルゴリズムの構築サポートを行っています。さらに、仲邑菫初段との対局当日には、下記画像の「地合い予測システム」、「AI候補手予測」、「プレビューAI局面展開図」を提供しました。このシステムを活用することで、地合いの予測が視覚的に分かりやすく表現され、開発の一助になると考えています。 [caption id="attachment_848" align="aligncenter" width="640"] (技術側の様子)[/caption]   [caption id="attachment_823" align="aligncenter" width="654"] (地合い予測判定システム)[/caption] [caption id="attachment_824" align="aligncenter" width="664"] (候補AI予測、プレビュAI局面展開図)[/caption] ■トリプルアイズと囲碁AI   「GLOBIS-AQZ」開発においてトリプルアイズは強化学習におけるレーティング結果の計測・可視化と、山口氏の担当する思考アルゴリズムの構築サポートを行います。トリプルアイズは、2014年から囲碁AI開発に従事してきました。本年3月18日には、「トリプルアイズは、必ず囲碁AIで世界一を奪取します」と代表・福原智は宣言いたしました。(URL: https://www.3-ize.jp/?p=590)その取り組みとして「Raynz(レインズ)」というプログラムを開発、「博思杯2019囲碁AI世界大会」にて4位を獲得しました。また、トリプルアイズは、囲碁AIで独自開発した画像認識技術を応用し、AI画像認識プラットフォーム「AIZE(アイズ)」(URL: https://aize.jp/)を開発いたしました。「AIZE」は、すでに有名ラーメンチェーン店、全国展開中の居酒屋に導入されております。   ■福原智   株式会社トリプルアイズ 代表取締役 CEO。   山形大学理学部物理学科卒。2008年、株式会社トリプルアイズ設立。2017年、BCCC(ブロックチェーン推進協会)設立に理事として携わる。トリプルアイズは、UEC杯コンピュータ囲碁大会に出場するなど、AIの研究開発に取り組むとともに、自社ディープラーニングシステムを応用したユーザー向けシステム開発を推進する。囲碁AIの研究開発によって進化した画像解析クラウドサービス「AIZE」などを展開。     福原智著 『テクノロジー・ファースト なぜ日本企業はAI、ブロックチェーン、IoTを牽引できないのか?』   目次 はじめに〜われわれはどこから来たのか? 第1章 ゲーム盤の向こうにある戦争 ──囲碁AI国際大会が突きつける覇権争いの行方 第2章 ビッグデータという資源の獲得を競う現在 ──4回目の産業革命と、IT開発4度目の波 第3章 テクノロジーへの古い固定観念に囚われた日本 ──第五世代コンピュータに始まる挫折の歴史 第4章 産業革命4.0の本番はこれからの50年にある ──分野を越えて共振するテクノロジー 第5章 ポスト・ディープラーニングを掘り当てろ! ──ブロックチェーンとIoT、AIの本質 第6章 テクノロジー・ファーストのIT企業だけが未来を見る ──IT企業の経営者が持つべき使命 おわりに〜われわれはどこへ行くのか?       【プレスリリースに関するお問い合わせ先】 株式会社トリプルアイズ 社長室(担当:川田尚輝) メールアドレス:pr_tripleize@3-ize.jp 電話:03-3526-2202 トリプルアイズHP:https://www.3-ize.jp/
    • 2019.07.16
    • 囲碁AI
    • 19路盤の大会にて1位、2位独占!~囲碁AI大会の結果報告2019年CGFオープン~
    • 株式会社トリプルアイズ(本社:東京都千代田区、代表取締役:福原 智、資本金:3億7千万円[資本準備金を含む])は、2019年7月13日、14日に電気通信大学(東京都 調布市)にて開催された【2019年CGFオープン】に、囲碁AIプログラム『Raynz』、『AIZE』が出場致しました。結果としましては、9路盤の大会にて、『AIZE』が3位を獲得、19路盤の大会にて『Raynz』が優勝、『AIZE』が準優勝となり、1位2位を独占しました。5月に【博思杯2019】にて世界4位を獲得し、国内トップを証明したトリプルアイズは、本年8月の「2019中信証券杯 第3回世界電脳囲碁オープン戦」での優勝を目指し、「GLOBIS-AQZ」開発の一端を担っており、世界大会に弾みをつけました。   ■13日開催の9路盤大会 9路盤の大会ですが、『Ray』『夏風』に大きく苦戦を強いられました。結果として『Ray』が全勝優勝し、囲碁AIで世界1位を目指す当社としては、非常に悔やまれる結果となりました。   [caption id="attachment_840" align="aligncenter" width="800"] 9路盤の大会結果[/caption]   ■14日開催の19路盤大会 9路盤では1位を逃してしまい、19路盤では1位を獲得するという意気込みで臨んだ、2日目の大会ですが、9路盤では敗北した『Ray』『夏風』に勝利し、『Raynz』、『AIZE』が1位、2位を独占しました。『Raynz』は全勝し、『AIZE』が敗北したのは、『Raynz』のみとなり、非常に素晴らしい結果を得られました。 [caption id="attachment_839" align="aligncenter" width="548"] 19路盤の大会結果[/caption] ■本大会の結果について 19路盤では、1位と2位を独占し、大変名誉な結果を得られました。しかし、9路盤では敗北しており、依然として課題が残ります。世界1位を目指す企業として常に完璧を目指し、改善を重ねていきます。   ■トリプルアイズと囲碁AI   「GLOBIS-AQZ」にてトリプルアイズは強化学習におけるレーティング結果の計測・可視化と、山口氏の担当する思考アルゴリズムの構築サポートを行います。トリプルアイズは、2014年から囲碁AI開発に従事してきました。本年3月18日には、囲碁AI世界一奪取宣言(URL: https://www.3-ize.jp/?p=590)にて「トリプルアイズは、必ず囲碁AIで世界一を奪取します」と代表・福原智は宣言いたしました。その取り組みとして「Raynz(レインズ)」というプログラムを開発、「博思杯2019囲碁AI世界大会」にて4位を獲得しました。また、トリプルアイズは、囲碁AIで独自開発した画像認識技術を応用し、AI画像認識プラットフォーム「AIZE(アイズ)」(URL: https://aize.jp/)を開発いたしました。「AIZE」は、すでに有名ラーメンチェーン店、全国展開中の居酒屋に導入されております。   ■福原智 株式会社トリプルアイズ 代表取締役 CEO。   山形大学理学部物理学科卒。2008年、株式会社トリプルアイズ設立。2017年、BCCC(ブロックチェーン推進協会)設立に理事として携わる。トリプルアイズは、UEC杯コンピュータ囲碁大会に出場するなど、AIの研究開発に取り組むとともに、自社ディープラーニングシステムを応用したユーザー向けシステム開発を推進する。囲碁AIの研究開発によって進化した画像解析クラウドサービス「AIZE」などを展開。   福原智著 『テクノロジー・ファースト なぜ日本企業はAI、ブロックチェーン、IoTを牽引できないのか?』                             目次 はじめに〜われわれはどこから来たのか? 第1章 ゲーム盤の向こうにある戦争 ──囲碁AI国際大会が突きつける覇権争いの行方 第2章 ビッグデータという資源の獲得を競う現在 ──4回目の産業革命と、IT開発4度目の波 第3章 テクノロジーへの古い固定観念に囚われた日本 ──第五世代コンピュータに始まる挫折の歴史 第4章 産業革命4.0の本番はこれからの50年にある ──分野を越えて共振するテクノロジー 第5章 ポスト・ディープラーニングを掘り当てろ! ──ブロックチェーンとIoT、AIの本質 第6章 テクノロジー・ファーストのIT企業だけが未来を見る ──IT企業の経営者が持つべき使命 おわりに〜われわれはどこへ行くのか?           【プレスリリースに関するお問い合わせ先】 株式会社トリプルアイズ 社長室(担当:川田尚輝) メールアドレス:pr_tripleize@3-ize.jp 電話:03-3526-2202 トリプルアイズHP:https://www.3-ize.jp/
    • 2019.07.11
    • お知らせ
    • 強化学習1日目で驚異的な強さ!囲碁AI「GLOBIS-AQZ」仲邑菫初段との対局に勝利~次回対局は「囲碁界史上最速の七段昇段者」芝野虎丸七段~
    • 本年8月の「2019中信証券杯 第3回世界電脳囲碁オープン戦」での優勝を目指し、トリプルアイズ(東京都千代田区、代表:福原智)が開発の一端を担っている「GLOBIS-AQZ」は2019年7月10日・グロービス大阪校(大阪市)にて、仲邑菫初段と対局し、213手の熱戦の末、中押し勝ちしました。本対局のために「GLOBIS-AQZ」は、1日間の強化学習を行いました。囲碁には、10の360乗もの選択肢があり、ボードゲームの中で最も選択肢が広いとされています。それを、たった1日の強化学習で、プロに勝利したことで、AIの驚異的な学習能力が浮き彫りになりました。次回の放送で、「Abema TV」にて7月19日に芝野虎丸七段と対局します。「GLOBIS-AQZ」は5日間の強化学習を行います。1日の強化学習でプロに勝利した「GLOBIS-AQZ」がどこまで成長しているのか注目です。   ■「GLOBIS-AQZ」の強さ 今回対局した「GLOBIS-AQZ」は、強化学習1日目ですが、約50万局の実験を行っています。たったの1日で、人間が生涯に打ちきれないほどの対局を既に経験しているのです。そんな囲碁AIの特徴として、すぐにツケ(相手の石の隣に打つことで、その後、戦いになりやすい)をするというものがあります。今まで、人間はカカリ(隅にある相手の石の近くに打ち、隅の地を囲わせないようにすること)をしてから、攻めていく傾向がありますが、囲碁AIは、リスクを恐れず、すぐにツケをするため非常に攻撃的です。「昔だったら先生に怒られそうな手を打ってくる」と、大盤解説の万波奈穂四段は話しており、驚異的な実験回数を基に、人間には見えていない何かが見えているのかもしれません。   ■トリプルアイズの技術提供 「GLOBIS-AQZ」の開発にて、トリプルアイズは強化学習におけるレーティング結果の計測、可視化と、山口祐氏の担当する思考アルゴリズムの構築サポートを行っています。さらに、仲邑菫初段との対局当日には、下記画像の「地合い予測システム」、「AI候補手予測」、「プレビューAI局面展開図」を提供しました。このシステムを活用することで、地合いの予測が視覚的に分かりやすく、開発の一助になると考えています。 [caption id="attachment_823" align="aligncenter" width="800"] (地合い予測判定システム)[/caption] [caption id="attachment_824" align="aligncenter" width="800"] (候補AI予測、プレビューAI局面展開図)[/caption]   [caption id="attachment_825" align="aligncenter" width="800"] (Chateau Amebaにて、地合い予測システムなどを準備している様子)[/caption] ■次回の対局 7月19日に芝野虎丸七段と対局する。「芝野虎丸七段は、独創的な的な手が多い」と大橋拓文六段が解説しており、囲碁AIの盲点となるような手が打てるか期待されています。   ■芝野虎丸七段のプロフィール ・1999(平成11)年11月9日生、神奈川県出身 ・2014(平成26)年夏季入段(2015年度採用)。2015年二段、2016年三段、2017年七段 ・芝野龍之介二段は実兄 ・日本棋院東京本院 ・2017(平成29)年、第26期竜星戦優勝 ★タイトル獲得により七段に昇段(七段昇段最短記録 2年11ヵ月) ・勝率第1位賞 .8125(39勝9敗) ・最多勝利賞・最多対局賞・連勝賞(66局53勝13敗・16連勝) https://www.nihonkiin.or.jp/player/htm/ki000459.html   ■トリプルアイズと囲碁AI 「GLOBIS-AQZ」にてトリプルアイズは強化学習におけるレーティング結果の計測・可視化と、山口氏の担当する思考アルゴリズムの構築サポートを行います。トリプルアイズは、2014年から囲碁AI開発に従事してきました。本年3月18日には、囲碁AI世界一奪取宣言(URL: https://www.3-ize.jp/?p=590)にて「トリプルアイズは、必ず囲碁AIで世界一を奪取します」と代表・福原智は宣言いたしました。その取り組みとして「Raynz(レインズ)」というプログラムを開発、「博思杯2019囲碁AI世界大会」にて4位を獲得しました。また、トリプルアイズは、囲碁AIで独自開発した画像認識技術を応用し、AI画像認識プラットフォーム「AIZE(アイズ)」(URL: https://aize.jp/)を開発いたしました。「AIZE」は、すでに有名ラーメンチェーン店、全国展開中の居酒屋に導入されております。   ■福原智 株式会社トリプルアイズ 代表取締役 CEO。 山形大学理学部物理学科卒。2008年、株式会社トリプルアイズ設立。2017年、BCCC(ブロックチェーン推進協会)設立に理事として携わる。トリプルアイズは、UEC杯コンピュータ囲碁大会に出場するなど、AIの研究開発に取り組むとともに、自社ディープラーニングシステムを応用したユーザー向けシステム開発を推進する。囲碁AIの研究開発によって進化した画像解析クラウドサービス「AIZE」などを展開。   福原智著 『テクノロジー・ファースト なぜ日本企業はAI、ブロックチェーン、IoTを牽引できないのか?』 目次 はじめに〜われわれはどこから来たのか? 第1章 ゲーム盤の向こうにある戦争 ──囲碁AI国際大会が突きつける覇権争いの行方 第2章 ビッグデータという資源の獲得を競う現在 ──4回目の産業革命と、IT開発4度目の波 第3章 テクノロジーへの古い固定観念に囚われた日本 ──第五世代コンピュータに始まる挫折の歴史 第4章 産業革命4.0の本番はこれからの50年にある ──分野を越えて共振するテクノロジー 第5章 ポスト・ディープラーニングを掘り当てろ! ──ブロックチェーンとIoT、AIの本質 第6章 テクノロジー・ファーストのIT企業だけが未来を見る ──IT企業の経営者が持つべき使命 おわりに〜われわれはどこへ行くのか?     【プレスリリースに関するお問い合わせ先】 株式会社トリプルアイズ 社長室(担当:川田尚輝) メールアドレス:pr_tripleize@3-ize.jp 電話:03-3526-2202 トリプルアイズHP:https://www.3-ize.jp/