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自治体DX最前線! 世田谷区がAI顔認証を勤怠管理に採用
─非常勤職員向けにトリプルアイズが提供

  • 2024.05.09

こんにちは。 

トリプルアイズ広報の白石です。 

トリプルマガジンでは、当社の製品やサービスについてはもちろん、IT・AIに関する最新情報を発信しています。たまに社内の出来事もお知らせします。⾝近に感じていただけると嬉しいです。 

今回のコラムでは、「自治体DX最前線! 世田谷区がAI顔認証を勤怠管理に採用
─非常勤職員向けにトリプルアイズが提供」という内容でお届けします。 

ニュースでは
■トリプルアイズ、医薬品卸クラウド販売管理システム「PRISM」事業譲受
医薬品の安定供給をDXで推進 
■朝日新聞朝刊に『生成AI時代の教養』の広告が掲載 
■弊社エンジニアが人材支援サイトに登場
をご紹介します。 

「今日から使えるChatGPTビジネス活用Tips」ではChatGPTにまつわる小ネタをご紹介します。 

最後に、IT批評では新着レビュー「戦争と政治における心理・情報戦略は私たちを誘引するをご紹介します。 

ぜひ最後までお付き合いください。 

 

1.「自治体DX最前線! 世田谷区がAI顔認証を勤怠管理に採用非常勤職員向けにトリプルアイズが提供」 

■95万人を抱えるスーパー自治体・世田谷 

東京23区の南西に位置し、2番目に広い面積(トップは大田区)と約95万人(平成28年4月)というトップの人口数を誇る世田谷区。世田谷区よりも人口が少ない県が、和歌山、佐賀、山梨、福井、徳島、高知、島根、鳥取と8つもあるということですから、その規模の大きさが窺い知れます。 

人口に比例して住民サービスに携わる常勤公務員の数も約6,000人とダントツに多いのですが、このスーパー自治体をスムーズに運営するには不足しており、それを補う非常勤やアルバイトの職員数も年間で約6,400人を数えます。 

 

世田谷区が紙管理を脱却するための新たな取り組み 

世田谷区では、これら会計年度任用職員(非常勤職員やアルバイト職員)の多様な職場環境と多様な働き方を踏まえ、勤務時間の適切な把握方法と管理業務の効率化を模索してきました。これまで、会計年度任用職員の出退勤時間を把握するため、紙の出勤簿に出勤時間と退勤時間を記入している状況であり、紙管理の煩雑さや、給与の減額の対象となる休暇実績を給与へ反映するための確認作業の負荷が課題となっています。紙管理を脱却するための新たな取り組みとして、今回の顔認証による勤怠システムの導入に至りました。世田谷区の本システム導入拠点は本庁舎をはじめとして、保育園や学校、図書館など約500カ所、対象となる職員数は年間を通じて約5000~5400人にわたります。 

 

顔認証サービスの提供に加え数多くのシステム開発に実績 

当社は「AIZE」ブランドで顔認証出退勤管理サービスを4年以上にわたり大手企業複数含む全国約2000拠点以上で提供しており、拠点ID数5000件以上、登録情報で10万規模の類似案件の実績を有します。顔認証サービスの提供に加え数多くのシステム開発に実績があることから、システム開発において起こりえる問題への対応力が高いと評価されました。 

 

顔認証出退勤システムの先駆者として 

顔認証出退勤システム導入については、他の自治体においても実証実験などはあっても実運用例は少ないのが実情であり、世田谷区規模の大型自治体で導入されるのは先駆的な事例となります。当社は地域に根差した東北最大小売事業者様において約250店舗・約3万人規模の顔認証勤怠管理を3年間運用しているなど多数の実績があります。加えて自治体特有の状況を理解した運用という観点でも、岐阜市や伊勢市などいくつかの自治体と取り組んできた経験が活かされることになります。 

トリプルアイズは今後も自治体DXに取り組んでまいります。ご期待ください! 

 

2.トリプルニュース 

■トリプルアイズ、医薬品卸クラウド販売管理システム「PRISM」事業譲受 

医薬品の安定供給をDXで推進
https://www.3-ize.jp/information/4426/?utm_source=mailmagazine&utm_medium=kouhou&utm_campaign=trimagazine_vol87 

■朝日新聞朝刊に『生成AI時代の教養』の広告が掲載
https://it-hihyou.com/book/?utm_source=mailmagazine&utm_medium=kouhou&utm_campaign=trimagazine_vol87 

■弊社エンジニアが人材支援サイトに登場
https://www.3-ize.jp/information/4421/?utm_source=mailmagazine&utm_medium=kouhou&utm_campaign=trimagazine_vol87 

 

3.今日から使えるChatGPTビジネス活用Tips 

このコーナーでは、業務ですぐに利用できるChatGPTの簡単なコンテンツをお届けしていきます。業務効率化や会話の小ネタとしてお役立ていただけると幸いです。 

2024年4月9日、ChatGPTのプラグイン機能が完全廃止されました。新しいサービスは変化のスピードも早いことを実感するニュースでした。今回は簡単にこのニュースの概要を解説します。 

 

プラグイン機能とは? 

プラグインとは、ChatGPTの機能を拡張するためのものです。ChatGPT単体ではできないことを実現します。たとえばPDFの読み込み、メール送信、ネット記事のURLを貼り付けると要約してくれたり、「食べログ」と連携してレストランの検索から予約までできたりと、多岐にわたる利用ケースがあります。ChatGPTはAIとのテキストコミュニケーションが主なサービスですが、プラグイン機能を追加することでテキストコミュニケーションを超えた活用が可能で、多くのユーザーに利用されてきました。 

 

なぜ廃止されたの? 

端的に言えば、プラグイン機能に代わる新サービス「GPTs」の登場です。これまで「わざわざ」プラグインを追加する必要があった部分が、GPTsの登場によりChatGPT上ですべて完結できるようになりました。GPTsはノーコードでオリジナルGPTを開発できるため、プラグインの利用が難しいと感じていた人にも利用しやすくなります。現在のところ有料版のみの展開ですが、今後は無料版にも広がっていくと予想するユーザーもいます。より簡単に、より便利に、と進化していくことで利用者も増加していくでしょう。ChatGPT、今後の動向にもますます目が離せません!

 

ゼロから始める「ChatGPT業務効率化実践講座」
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「ビジネスで使えるプロンプト100」の特典がついてきます!
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4.IT批評  

無料ご招待!書籍刊行記念トークイベント 

IT批評の特集記事が本になりました! 

 

『生成AI時代の教養 技術と未来への21の問い』(桐原永叔・IT批評編集部編著/風濤社刊)
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#トークショーも決定 先着20名様無料ご招待!
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トリプルマガジン読者の方は先着20名様を一般参加費2,000円のところ無料にてご招待させていただきます。

トークショー詳細は特設サイトをご覧ください。
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新着レビュー「戦争と政治における心理・情報戦略は私たちを誘引する」text by 都築正明 

第2次世界大戦でエニグマ暗号機により作成された暗号をアラン・チューリングが解読したエピソードをはじめ、計算機科学や心理戦は政治や戦争に大きな役割を果たしてきました。火力兵器は遠方の敵を攻撃するよう発展してきたものの、サイバー戦略や心理戦は、より近くの人々にも射程を合わせるようになってきています。人とテクノロジーが相互浸透する現在において、倫理と技術の関係を考察します。

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5.編集後記 

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。 

今年のGWは夏日も多く、一足先に夏休みを過ごした気分でした。皆様はどのように過ごされましたか? 梅雨も近く、気候が不安定な日が続きますが、体調に気をつけて過ごしたいですね。 

それでは、次号もお楽しみに!