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【自治体DXの実際】世田谷区人事課担当者が語る顔認証システム導入による多様な働き方への対応

  • 2024.11.28

こんにちは。
トリプルアイズ広報の白石です。

トリプルマガジンでは、当社の製品やサービスについてはもちろん、IT・AIに関する最新情報を発信しています。たまに社内の出来事もお知らせします。⾝近に感じていただけると嬉しいです。

今回のコラムでは、【自治体DXの実際】世田谷区人事課担当者が語る顔認証システム導入による多様な働き方への対応という内容でお届けします。

ニュースでは
▪️ トリプルアイズ本社移転のお知らせ
▪️ トップエンジニアが語るAI導入による事業変革「EdgeTech
 +2024」に登壇 
をご紹介します。

「今日から使えるChatGPTビジネス活用Tips」ではChatGPTにまつわる小ネタをご紹介します。

最後に、IT批評では「NTTテクノクロス・大野 健彦氏+Alternative Note」をご紹介します。

ぜひ最後までお付き合いください。

 

 

1.【自治体DXの実際】世田谷区人事課担当者が語る顔認証システム導入による多様な働き方への対応 

世田谷区人事課の鈴木さん(左)、中村さん(中)、白石さん(右)

12月2日、従来の健康保険証の新規発行が停止し、マイナンバーカードと健康保険証を一体化した「マイナ保険証」への移行がはじまります。行政のDXもようやく本格化という感じですが、地方自治体においてはどうでしょうか?

このたび、当社の顔認証AI勤怠打刻システム「AIZE Biz」を導入した世田谷区の人事課の担当者のみなさんに、顔認証システム導入に至った経緯や導入効果、さらに自治体におけるDXの課題についてお聞きし、インタビュー記事を当社サイトにアップいたしました。

世田谷区といえば、区民95万人を抱えるメガ自治体です。顔認証AIによる勤怠打刻は、非常勤職員6400人を対象に、保育園や学校、図書館など約400カ所(端末446台)で利用されています。ペーパーレス化を促進すると同時に、多様な働き方をサポートするという観点から勤怠管理のDXを進める世田谷区人事課。職員のデジタルリテラシーの壁を乗り越えるための工夫や開発の苦労、業務効率化と区民サービス充実の関係などについて赤裸々に語っていただきました。ぜひご一読ください。

大規模自治体で初、世田谷区がAI顔認証を勤怠管理に採用
─人事課担当者に聞く自治体DXの実情 

(1)顔認証システムの打刻のしやすさを評価
(2)職員目線で初歩的なつまずきを一つひとつ潰す
(3)区民サービスの向上のために職員の働き方も効率化

インタビュー掲載ページ:https://www.3-ize.jp/case/casestudy/5054/

 

2.トリプルニュース

■ トリプルアイズ本社移転のお知らせ 

2024年11月25日(月)より本社を移転しました。
新住所は下記の通りです。

所在地:〒108-0023 東京都港区芝浦3ー4ー1 グランパークタワー32F 

最寄駅はJR田町駅、都営地下鉄三田駅となっております。
引き続き、よろしくお願いいたします。
https://www.3-ize.jp/information/5081/ 

 

■ トップエンジニアが語るAI導入による事業変革「EdgeTech +2024」に登壇 
https://www.3-ize.jp/information/5148/ 

 

3.今日から使えるChatGPTビジネス活用Tips

このコーナーでは、業務ですぐに利用できるChatGPTの簡単なコンテンツをお届けしていきます。業務効率化や会話の小ネタとしてお役立ていただけると幸いです。

知っておきたい!AIと著作権の基礎知識 

生成AIの発展に伴い、クリエイターの作品が意図せずAIに学習されるリスクが高まっています。
内閣府が11月15日に公開した資料では、作品保護のための技術的対応や、生成AIと知的財産権に関する法律の概要を紹介しています。

AI時代の知的財産権検討会「中間とりまとめ」ー 権利者のための手引き ー:
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/chitekizaisan2024/2411_tebiki.pdf

AI学習を拒否したい場合の方法として、画像に特殊なノイズを加えてAIの認識を妨げる技術があります。また、「robots.txt」ファイルの設定やペイウォールの導入といった方法で、自動収集プログラム(クローラ)によるデータ収集を防ぐことも可能です。

資料では、知的財産権に関わる著作権法や特許法、意匠法についても図解で解説しており、それぞれの法律が保護する対象や目的、生成AIによる権利侵害の判断基準などに触れています。例えば著作権法では、AI学習が「非営利目的」かつ「権利者の利益を不当に害さない」場合には適法とされる一方、それを逸脱すると侵害にあたる可能性があることが示されています。

内閣府はこの資料について「法的拘束力を持つものではない」としており、判断に迷う場合は法律の専門家に相談するよう推奨しています。

AI時代においては、技術的対応に加え、法的知識の理解と適切な活用が求められています。Web上に自分の作品を公開する場合は、現在進行形で進む法整備を確認しながら、自分自身で作品を守っていく対応が求められる時代なんですね。

明日9:00公開の「おっさんのおっさんによるおっさんのための生成AI」動画は、 おっさん好みの歴史トーク!? 歴史のifをChatGPTに聞いてみる。もし信長が本能寺で死ななかったら? 
という内容でお届けします。ぜひご覧ください!
https://www.youtube.com/channel/UC9hwNvLD4jGP8FUQOSsqtbw

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ゼロから始める「ChatGPT業務効率化実践講座」
https://www.3-ize.jp/chatgptkouza/
講座の詳細はお問い合わせください。

 

4.IT批評 

今月のSTORY
「現場の暗黙知を引き出す「技能抽出」の手法とは」NTTテクノクロス・大野 健彦氏に聞く

日本の製造業現場はナレッジの宝庫と目され、生成AIによる有効活用が期待されています。数多くの企業で現場の「暗黙知」の抽出を実践してきたNTTテクノクロス「こころを動かすデザイン室」の大野健彦氏に話を伺いました。

第1回 現場の暗黙知を引き出す「技能抽出」の手法とは
第2回 社内のナレッジを有効に引き出すために
第3回 データ至上主義から人とAIの協働へ
第4回 生成AIでナレッジ継承をサポートする
第5回 人間を中心に据えてテクノロジーを考える
https://it-hihyou.com/

 

今月のAlternative Note「出生と生産性をめぐるアポリア」text by 都築 正明 

今回は出生をめぐる諸議論を紹介しつつ、生産性とテクノロジーのかかわりについて論考します。

第1回 正義論として復活した20世紀政治哲学
第2回 費用対効果計算が生命に及ぶとき
第3回 産めよ、増やせよのプロナタリズム
第4回 反出生主義というアンチテーゼ
第5回 テクノロジーが投げかける実存への問い
https://it-hihyou.com/

【いよいよ来週! IT批評主催のオンライン特別セミナー開催】
〈生成AI時代〉人とAIが共創する新しい働き方 

メインスピーカーに東大大学院准教授である馬場雪乃先生をお招きして、ビジネスコミュニケーションの改善やより働きやすい組織運営をお考えの皆様に向けて、特別ウェビナーを開催いたします。

AI時代の働き方はどう変わるのか?
刺激的な議論が交わされます!マネジメント層必見のウェビナーにぜひご参加ください。

開催日時:2024年12月4日(水) 14:00-17:35
参加費:無料
開催方法:オンライン開催
お申し込み:Peatixの申し込みフォームよりお申込みください。
https://ithihyo-event.peatix.com/
主催:「IT批評」(運営:株式会社トリプルアイズ)
後援:一般社団法人生成AI活用普及協会(GUGA)
お問い合わせ:pr_tripleize@3-ize.jp

 

​​​​​5.編集後記

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

前回の100回配信記念プレゼント企画にご応募いただいた皆様、ありがとうございました! 順次発送してまいりますので、お待ちいただけますと幸いです。
今週より本社が移転し、田町での業務がスタートしました。代々木のマンションの一室からスタートし、御茶ノ水オフィスを経て、新天地の田町、楽しみです。

それでは、次号もお楽しみに!

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