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働き方の常識は生成AIでどう変わる?―IT批評主催オンラインセミナー ディスカッションレポート

  • 2025.01.16

こんにちは。
トリプルアイズ広報の菊池です。

トリプルマガジンでは、当社の製品やサービスについてはもちろん、IT・AIに関する最新情報を発信しています。たまに社内の出来事もお知らせします。⾝近に感じていただけると嬉しいです。

今回のコラムでは、「働き方の常識は生成AIでどう変わる?―IT批評主催オンラインセミナー ディスカッションレポート」という内容でお届けします。

ニュースでは
▪️ 1月1日 新年のご挨拶を申し上げます
▪️ 
1月6日 【IT批評】生成AI時代の「働き方の常識」を議論する―IT批評主催オンラインセミナー ディスカッションレポート
をご紹介します。

また新企画!「チャレンジ!ChatGPT実験室」では 「ChatGPT に昭和100年の年表書かせてみた!」をお届けします。

最後に、IT批評ではReview2連発「サイボーグ・フェミニズムの到来」「テクノロジーはイデオロギーから遠く離れて」をご紹介します。

ぜひ最後までお付き合いください。

 

 

1.  コラム

「働き方の常識は生成AIでどう変わる?―IT批評主催オンラインセミナー ディスカッションレポート」

2024年12月4日(水)に、オンラインセミナー「〈生成AI時代〉人とAIが共創する新しい働き方」が開催されました。

写真左より桐原永叔、田村憲孝氏、小村亮氏、馬場雪乃氏、片渕博哉

IT批評では、当日行われたパネルディスカッション「生成AI時代における課題と展望」の模様をお伝えします。生成AIが実現する未来のビジネス環境を探るとともに、組織と働く個人がどのように生成AIを活用し、働く喜びをいかに高めていくかについて活発な議論がかわされました。

〈ディスカッションの内容〉

  • ChatGPT-3.5は何を変えたのか
  • 生成AIはAIに知見がなかった人こそエンパワーする
  • 議論の多様性を担保するためにAIを活用する
  • 人と人の間にAIが入ることでコミュニケーションを潤滑に
  • 職場に人がいない世界が来る?
  • テクノロジーが進化したら働き方の常識も見直すべき
  • リモートワーク×生成AIで救われる人がたくさんいる

 

テクノロジーの進化に合わせて、働き方の常識もアップデートしようというテーマで、さまざまな視点から議論が進みました。「AI活用が業務効率化につながるのであれば、ビジネスの現場で働く人こそが時間的・経済的な恩恵を享受するべきだし、そこにAIを学ぶインセンティブも働くのではないか」という意見に深く頷きました。

ぜひご一読ください!

https://it-hihyou.com/all/report/IT批評主催オンラインセミナー_ディスカッション/

 

パネラー

馬場雪乃氏(東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻准教授)
田村憲孝氏(株式会社ウェブタイガー 代表取締役)
片渕博哉(株式会社トリプルアイズ 執行役員)
小村亮氏(一般社団法人生成AI活用普及協会(GUGA) 事務局次長)
桐原永叔(「IT批評」編集長 モデレーター)

 

2. トリプルニュース

新年のご挨拶を申し上げます
https://www.3-ize.jp/information/5228/

【IT批評】生成AI時代の「働き方の常識」を議論する ―IT批評主催オンラインセミナー ディスカッションレポート
https://www.3-ize.jp/information/5268/

 

3. チャレンジ!ChatGPT実験室

今号より新連載!
この企画では、ChatGPTの回答はどこまで人間のクリエイティビティに迫れるのかを探求するべく、
さまざまなお題にChatGPTがチャレンジする企画です。

第1回は「 ChatGPT に昭和100年の年表書かせてみた!」をお届けします。

2025年は昭和100年を迎え、各地で様々なイベントが行われていますよね。
激動の時代と言われた昭和ですが、昭和元年(1926年)から令和7年(2025年)に至るまでの年表を昭和表記で書いてもらいました。

<ChatGPTに依頼したプロンプト>

2025年は昭和100年の年になるけど、100年間の年表を表形式にしてまとめて
また平成2年は昭和65年、令和元年は昭和94年みたいな記載にしてほしい
各年、取り上げるニュースは国内のニュースのみにしてほしい

出来上がった年表では昭和初期の内容については概ね正確にまとめられていましたが、
平成以降は年表と出来事がずれており、2004年以降は「ニュース仮置き」という記載にもなってしまっている状態。

正しい年表を作成するべく、次のような修正プロンプトを追加して再チャレンジしました。

<修正プロンプト>

平成2年以降がずれている
それ以降もずれているので、平成以降を昭和元号で改めてまとめなおして
またニュース仮置きとなっている欄はその年に起こった出来事を書いて
1990年以降は、昭和65年(平成2年)と実際の元号もわかるようにして

その結果がこちら!

 

修正後の年表では、平成以降の出来事が正確に記載され、平成元号が昭和元号と併記され、分かりやすく表示されました。

出来上がった昭和表記の年表を振り返ると、昭和は戦後復興と技術革新が際立つ時代だったと改めて感じます。昭和38年の新幹線開業や昭和52年の成田空港開港など、インフラの発展を見ると、その歴史的な意義がうかがえます。

時代は平成=昭和65年へと移り、昭和73年(平成10年)には長野オリンピック、昭和77年(平成14年)には日韓ワールドカップ、昭和80年(平成17年)には愛・地球博が開催され、大きな盛り上がりを見せました。この頃には、戦後から60年が経過していました。
一方で、自然災害も多い時代でした。昭和70年(平成7年)の阪神淡路大震災、昭和79年(平成16年)の新潟県中越地震、昭和86年(平成23年)の東日本大震災では甚大な被害を受けました。それでも、日本はその都度力を合わせて立ち上がり、未来への一歩を踏み出してきました。
 昭和95年(令和2年)の新型コロナウイルス流行を乗り越え、迎えた昭和100年。
これからも、技術革新や文化の進化を通じて新たな時代を切り開く日本の姿を楽しみにしたいですね。昭和100年という節目が与える教訓と希望を胸に、新しい100年を共に築いていきましょう。

今回の実験を通じて、複雑な依頼をChatGPTで正確にまとめるためには、明確で具体的なプロンプトを用意したうえで、修正点を正確に指摘し、追加プロンプトを提示する必要がありました。

そのため、いかにChatGPTに内容を理解させるかを人間が考えて依頼する事が必須ですね。

そんなChatGPTに関して、毎週おっさん二人が熱く議論している「おっさんのおっさんによるおっさんのための生成AI」はご覧いただいていますでしょうか?

実は本日9:00に新作を公開しております!テーマは、
「衝撃!PCを前に金縛りにあったおっさんがとった奇妙な行動とは?」
という内容でお届けします。ぜひご覧ください!

ChatGPTに依頼するときの注意点や、完成品の添削についても語っていますので是非この機会にご覧ください!

動画はこちらから
https://youtu.be/8h9FYs2ORg0

過去動画はこちらから
https://youtube.com/playlist?list=PLQTxu2Z3NBKXcpz0GjRRzRtz7NGH6IG4f&si=VgnC0Nb41Plop-ly

ゼロから始める「ChatGPT業務効率化実践講座」
https://www.3-ize.jp/chatgptkouza/

講座の詳細はお問い合わせください。

 

4. IT批評 Review2連発「サイボーグ・フェミニズムの到来」「テクノロジーはイデオロギーから遠く離れて」

https://it-hihyou.com/

Alternative Noteサイボーグ・フェミニズムの到来」by 都築正明

欧米の多くの政治イシューがそうであるように、人工妊娠中絶をめぐる態度のちがいも宗教観とリベラリズムへの距離を背景としています。人工妊娠中絶を否定するアメリカ保守層の論拠と、リベラルな思想を出自とするテック・エリートがいかに保守支持へと舵を切ったかの経緯を考えます。

第1回 アメリカを2分する人工妊娠中絶の議論

第2回 プロ・ライフとプロ・チョイスの相克のゆくえ

第3回 「女に生まれるのではない」彼女たちの挙げた声

第4回 再定義される性とジェンダー

第5回 ジェンダーの撹乱とサイボーグ・フェミニズム

 

今月の編集長レビュー「テクノロジーはイデオロギーから遠く離れて」

能力主義(メリトクラシー)が私たちを苦しめ社会の分断を生んでいる状況において、テクノロジーの使い方によっては、分断を埋める道筋もあるのではないでしょうか。AIの活用で格差を緩和し、新たな知識と幸福を追求する未来の可能性を探ります。

第1回 AIと能力主義社会の狭間で

第2回 新しい階級闘争と中間層の再構築

第3回 道徳判断の進化──21世紀の倫理を考える

第4回 ジェンダー論争と道徳のゆくえ

第5回 科学的知見が思想の奴隷とならないために

 

5. 編集後記

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
改めまして、新年あけましておめでとうございます。
本年も皆様にとって役立つ情報をたくさんお届けできればと思っております。

さて、新企画「チャレンジ!ChatGPT実験室」をお楽しみいただけましたでしょうか?
複雑な依頼になると、ChatGPTも時折混乱し、正確な結果を出すのが難しい場合があることがわかりました。
そのため、AIが生成した内容については、改めてしっかり見直す重要性を再認識しました。
今後もChatGPTを活用したさまざまなチャレンジに取り組んでいきます!

もし気になるテーマや取り上げてほしい内容があれば、本メールにご返信ください。
皆様のアイデアが、次の企画につながるかもしれません。

次回もぜひご期待ください!

 

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