テクノロジーと想像力は、私たちトリプルアイズの存在意義です。
創業者、福原智は当社のことを「言葉で説明されたことを全てシステム化できる企業」と言ってきました。
「言葉で説明されたこと」とは、人それぞれが想像、空想、夢想したことです。
これがシステム化、つまりICTで実現できると言うわけです。
SF小説の開祖といわれるフランスの作家、ジュール・ヴェルヌは「人間が想像できることは、人間が実現できる。」と言いました。
事実、19世紀に活躍したこの作家が作中に描いた月面着陸も潜水艦も世界一周も100年を待たず実現しました。
想像力が人類を進化させてきたのです。
言語学では、言葉が人間の認識を変えると言われています。たとえば虹の色。虹を7色と認識しているのは世界でも日本人などわずかな民族だけです。日本人が虹を7色と認識するのは青色と藍色を識別する言葉を持つためです。青と藍を言い分けない欧米では虹は6色ですし、虹を3色と認識する民族もいます。色が見えないのではなく、言い表す言葉がないのです。
言葉にすること。それは想像することです。想像することは認識を広げることです。認識が広がれば常識が変わります。このとき、イノベーションが起きテクノロジーが社会を変えはじめるのです。そして世に出たテクノロジーを、さらに人に身近なものに、人の役に立つものにするのもまた想像力です。
想像力とは、人や社会、自然を思いやることでもあります。他者の問題を自分の問題として親身に考え、未来の課題に危機感をもって取り組む、それも想像力のなせるものなのです。
そして想像力を表現するのがテクノロジーです。
虹の色をより多様に見る想像力がテクノロジーを高め、高度なテクノロジーが虹の色をさらに鮮やかにしてくれます。
「ヒトの体は遺伝子の乗り物である」と言ったのは、進化生物学者のリチャード・ドーキンスです。遺伝子を未来に運ぶための乗り物が人であるように、テクノロジーは人の想像力を未来に運ぶ乗り物といえるかもしれません。私たちはテクノロジーに想像力を託し未来を生み出すのです。
人間の未来を切り拓いてきたのは、エンジニアの想像力です。
望遠鏡も蒸気機関車も自動車も飛行機も電灯も――エンジニアがその想像力を実現してきたものです。
AIによってコンピュータに眼を持たせ未来の社会をつくる。
経営理念に込めたのは、私たちの誓いです。
トリプルアイズという社名の由来は、
お客様へのサービスやシステムを
CUSTOMIZE,REALIZE,MAXIMIZE
する3つの「IZE」からきています。
ロゴマークは、設立時に掲げた人工知能技術を追求し続ける意志として、「脳」をモチーフとして、3つの「IZE」を組合せました。
1.プロフェッショナルであれ
もっといいものができるはずだ。もっといいやり方があるはずだ。
2.技術者であれ
テクノロジーの可能性を信じる。人を救うテクノロジーを求める。
3.ファーストペンギンであれ
常識は覆すためにある。イノベーションを追いつづけろ。
4.挑戦者であれ
失敗はリスクではない。チャレンジしないことの方がリスクだ。
5.探究者であれ
学びと気づきに限界はない。ジョハリの窓を広げ成長しよう。
6.顧客志向であれ
顧客の思いを実現する。顧客の未来を常に考える。
7.計画者であれ
マーケットを分析して、常にシミュレーションしよう。
8.先導者であれ
誰かがやるだろうという仕事こそ、気づいたらすぐに取り組め。
9.主人公であれ
主人公は君だ。ラスボスを倒すのは君しかいない。
10.リスペクトする間柄であれ
相手を信じ、違いを認めよう。他者の意見を聴こう。
11.当事者であれ
議論は徹底し、一度、合意したら絶対コミット。
12.楽天的であれ
何事も良い面を見よう。失敗だって成長の糧となる。
13.コミュニケーターであれ
他者の感情を理解しよう。心を動かす言葉で話そう。
14.誠実であれ
自分の意見をはっきり述べよう。発した言葉に責任を持とう。
15.スピーディーであれ
スピードは価値だ。早く決断し、PDCAをどんどん回そう。